パイプの愉しみ方

パイプの愉しみ方

パイプと自炊を愉しむ旅行会:茨城 報告

JPSC  M.S

名古屋で開催予定のパイプスモーキングの全日本選手権大会が本年もコロナ禍で残念ながら延期となりました。そこで日程がすっぽり空いたパイプ仲間で誘い合って関東近郊で旅行会をしました。旅行会の趣旨はパイプ喫煙を嗜みながら仲間と美味しい食事と酒でゆったり過ごすことです。

まず出発前に部屋で喫煙自由の宿を探すのが一苦労。ネット上で複数の検索を駆使して、辿り着いたのが茨城県の某旅館。ビジネス客向けの由緒ある大手の旅館ですが、宿泊客が少ない週末は食事の提供はできないとのこと。そこで夕食は自分たちで新鮮な刺身を買って自炊をすることにしました。

そこでいの一番に車で那珂湊お魚市場へ直行。
新鮮な魚介類が豊富で安い!
H氏はお目当ての即売の巨大岩牡蠣をパクリ。一個でボリューム充分でした。

魚の種類の豊富さと値段の安さにあれこれ迷いながら、新鮮な蛤、本マグロの中トロ、巨大生だこ、黒鯛、白魚、ほやを購入しました。

買い物が済んだ頃にはお腹も空いてきましたが、市場食堂での海鮮丼の誘惑を振り切って、次の目的地の「めんたいパーク大洗」に向かいました。自炊の夕食が豪勢なだけに昼食の食べ過ぎはご法度。そこでフードコーナーで、できたて明太子おにぎりで軽く済ませました。ご飯も海苔も美味しかったです。
 めんたい工場の見学後、絶景のパワースポットとして人気がある大洗磯前神社に立ち寄り全員で参拝。神社の鳥居を通して台風一過の太平洋が覗けました。

パイプには波が似合う!

波飛沫の大洗海岸でパイプを咥えて記念撮影。

寄せては返す荒波を眺めていると時間を忘れますが、次の目的地の「ポケットファームどきどき茨木町」へ。そこで野菜と肉を購入しました。
謳い文句が「自然」「農業」「食べ物」をテーマにした農場体験型レジャー施設とあって、かわいい子豚や羊とふれあい、ゆったりとし園内で一服することできました。都内では体験できないのんびりとした時間です。

15時過ぎに宿へ入り夕食の準備の前にビールでまず乾杯。連盟副会長であり水戸ブライヤーズクラブ会長のO氏が到着して日本酒や焼酎をたくさん差し入れて下さいました。
O氏とはコロナ禍のせいで久しぶりの再会です。新鮮なほやを皆で食べながら会話が弾み、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

夜更けまで、みんなで刺身と海鮮しゃぶしゃぶを肴に酒を堪能し、シガーやパイプを思いっきり愉しみました。

翌日は、つくば市に移動。前日仕入れた魚介と野菜と肉を持ち込みでバーベキュー。
会場のフォンテーヌの森は、広大な面積にオートキャンプ場とバーベキュー会場を備え、愛煙家にもきちんと配慮した素晴らしい施設でした。
ゆっくりと炭火を起して、木漏れ日が差す美しいテーブルを囲み、みんなでワイワイガヤガヤと談笑しながら美味しい食材を交代で焼きました。

爽やかな森の中で、気心の知れたパイプ仲間とビールやワインを飲みながらのパイプスモーキング。来年の旅行会が早くも楽しみです。