禁煙ファシズムにもの申す

禁煙ファシズムにもの申す

南の島にもはびこる嫌煙ファシスト

この初夏、パイプ仲間を中心に団体で石垣島に遊びに参りました。羽田発で那覇まで空路2時間。那覇から乗り継いで1時間弱で石垣空港へ。東京も暑いですが、石垣は空が青く暑くても健康的です。

機内と乗り継ぎで4時間も禁煙を強制されていたので、パイプで一服しようと喫煙所を探したら冷房の効いた到着客ロビーにはないとのことで、やむなく建物の外の暑いタクシー乗り場近くの喫煙所で一服。すると驚いたことにタクシーも一律に禁煙になっています。まるで刑務所か北朝鮮のようです。いや、北朝鮮の方がマシでしょう。

「一体全体、どこのバカがタクシー禁煙なんてこと決めたの?」と乗り合わせたタクシーの年配の運転手さんにO君が聞くと、

「市役所だと聞いております」とのこと。

「ふーん。観光で飯を食べているのに、遊びに着た喫煙者にタバコを吸うなと強要するなど、およそ観光地にふさわしくない傲慢な市役所だね」

「自分もそう思いますが、偉い人が決めたことなので仕方が無いです。自分もタバコを吸いますが、上の方で、タバコを吸っちゃいかんというので、我慢しとります。自分もこうした決まりはおかしいと思います。お客さんたちがタバコ吸いたいなら、遠慮なく吸ってください」と、石垣方言で答えてくれました。そこで純朴な運転手さんのお言葉に甘えて車内で盛大にパイプを吸いながら、島を観光で回りました。運転手さんには、もちろんたっぷりとチップも渡しました。ケチなタバコ嫌い野郎とは違うのです。

車中でK君は「日本の果ての南の島まで、嫌煙ファシストがじわじわと触手を伸ばしている。あいつらは黴菌と同じだね」と不機嫌そうです。

M君も「こんなことなら石垣に来るんじゃなかった。もう二度と来ない」と立腹しています。

私は「観光客をもてなして、良い気分で石垣島を観光して貰うことよりも、自分のタバコ嫌いを愛煙家の観光客にも無理強いして構わないという考えの奴が市長をやっているんだろう」と総括。バカは死なないと直りません。

タクシー観光を終えると、禁煙規制だらけの石垣島への不快な印象が募ってきました。そこで急遽、石垣泊の予定を変えて西表島へ。すると、おやおや、西表島でも至る所に禁煙表示。不勉強を恥じますが、西表島も石垣市の行政区域だったのです。

というわけで、「バカな嫌煙ファシストがのさばっている石垣、竹富、西表には二度と行かない」と申し合わせて、石垣の日程は短縮し、沖縄本島で皆で遊んで帰京しました。

帰京後、どこもかしこも禁煙強制の不快な石垣旅行だったことをパイプ仲間に告げたら、「石垣市役所は、やることなすこと、ますます狂ってきているよ」とのこと。

なんと市役所が子供に禁煙パッチを無料で配布するのだそうです。石垣はよほど子供の喫煙率が高いところのようです。これは家庭教育、学校教育、地域教育に根本的な欠陥があるということでしょう。過激な性教育をする一部の教員が小学生にコンドームを配って、保護者父母から猛反撃を食らったという話を数年前に聞きましたが、石垣島の禁煙パッチ配布人は、コンドーム配布教員と同じ穴のムジナです。

詳しくは以下のホームペイジをご覧下さい。評論家の花岡さんがこの馬鹿げた取り組みを真面目に批判しておられます。

http://www.melma.com/backnumber_142868_4187662/

石垣島の市役所が嫌煙にばかり狂奔するのは、家庭教育、学校教育、地域教育のどこかに欠陥があるからだということが、分かって納得です。

耕雲斎
2008/09/01