禁煙ファシズムにもの申す

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雲造院杢杢愛煙信士のつぶやき 35

雲造院杢杢愛煙信士

根拠怪しき話をテレビで撒き散らす嫌煙医者サン

 パイプ愛煙家の皆様、お久しぶりです。
事情があって暫くご無沙汰しておりました。
嫌煙医者サンが昨今のテレビ番組で根拠が怪しいことばかり言っています。黙っていると善良な視聴者が騙されてしまうので捨てておけないと考え、敢えて一筆啓上致します。


嫌煙医者サンは、いつも煙草について根拠の怪しい話をしています。しかし、旗色が悪くなると途端に黙ります。

武漢コロナウイルスが蔓延しだした2020年初春の頃には「喫煙者はコロナに感染すると重症化する」と声高に言っていました。皆さん、しっかり覚えていますよね。

当時、武漢コロナウイルスでお亡くなりなったと報じられた有名タレントが愛煙家だったので、「それみたことか」と死者に鞭打つようなことを平気で言っていました。これも覚えていますよね。


しばらくしたらフランス・パリのピティエ・サルペトリエール病院が、調査結果をまとめた論文「COVID-19症状を示す患者に占める日常的喫煙者の低い発生率」https://www.qeios.com/read/WPP19W.3を2020年4月21日に公表しました。

この論文は、2月28日から3月30日までの武漢コロナウイルス、つまりCOVID-19に感染した外来患者と、3月23日から4月9日までの同入院患者について調査したものです。入院患者は343人(男206人、女137人)で、年齢の中央値は65歳。外来患者は139人(男62人、女77人)で、中央値は44歳。毎日喫煙する方の割合は5.3%(男5.1%、女5.5%)でした。

フランス人の喫煙者の比率は25.4%(男28.2%、女22.9%)だそうですから、COVID-19患者に占める愛煙家の割合がフランス全体の喫煙率に比べて極端に低いことが顕著でした。
このため、この論文は、「毎日喫煙する者が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の発症ないし重篤化の可能性において一般の住民に比べてずっと低いことを示唆している」と結論付けています。


さらに、英国のオックスフォードロイヤルカレッジの研究をまとめた論文が、『lancet infectious diseases』https://www.thelancet.com/journals/laninf/homeという権威ある医学誌に掲載されました。この論文でも、PCR検査を受けた3802人中の陽性者は、非喫煙者が17.5%、前喫煙者(以前は喫煙していたが現在は喫煙していない)が17.3%、現喫煙者は11.4%が陽性https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30371-6/fulltextという結果が出ています。

さらに、アメリカ退役軍人医療システムの電子健康記録データでも、非喫煙者に占める陽性者の割合が20.7%、前喫煙者が20.3%なのに対して、現喫煙者が9.9%と、喫煙者の武漢コロナウイルス陽性者が少ないhttps://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.04.09.20059964v1ことがはっきりしています。


愛煙家が武漢コロナに感染しにくいこと、感染しても重篤化しにくいことを示す研究論文が世界中から続いています。今ではそうした論文数は500本を超えているそうです。

常識で考えれば喫煙はコロナウイルスに感染防止効果があるのです


今では日本の嫌煙医者サンも、喫煙と武漢コロナウイルスの関係についてはさすがに何も言わなくなりました。でも、それまでテレビ番組でさんざん言っていた「喫煙者はコロナにかかりやすく、重症化しやすい」という主張は撤回しないし、まるで知らん顔です。鉄面皮とでもいうのでしょうか。


2021年の秋になって日本では武漢コロナウイルスの感染状況は一応落ち着きました。ところが、先般テレビ番組に登場した医学博士なるお方が「喫煙者はコロナ中和抗体の減少が早いので、ただちに禁煙するべきだ」と言っていました。発言の根拠は分かりません。思い込みからでしょうかね。

この医学博士を名乗る方について調べてみたら、案の定嫌煙団体に所属しているお医者サンでした。この方の頭には「煙草は害」という脅迫観念がこびり付いており、テレビに出る機会があれば煙草を攻撃するために根拠怪しきことを言っても構わないのだという固い信念をお持ちの方だと拝察しました。


日本の普通の善良な方々は、医学博士の肩書のお医者様がテレビで断定的な発言をすると信じてしまうことが多いです。その発言の根拠が怪しいと見破るには、それ相応の勉強が必要ですし、毎日忙しいからそんな勉強をする暇などありません。

つまり嫌煙医者サンは、テレビの信用度と医学博士の権威を利用して一般の方にご自身の思い込みを吹き込んでいることになりませんか?

だから世の中には、煙草に関する嘘や怪しい説がいつも蔓延っています。


これまでの武漢コロナウイルスに関するテレビ報道を冷静に思い起こしてみましょう。感染症の専門家を名乗るお医者サンが様々なことを言って大衆の恐怖心を煽りまくっていましたね。八割オジサンとかいう方もいました。視聴率を取るために、視聴者の恐怖心を煽って煽って煽りまくる方針のテレビ番組に最大限の協力をしたのが、これら感染症専門医を名乗る方々です。


だけど、世界の中で何故日本だけが感染者が激減している事実を科学的にきちんと説明できる方がいますか?

「マスクをきちんとしているから」「清潔な国民性だから」等々子供だましの説明に終始していると感じます。

感染症専門医を名乗る方々も、武漢コロナウイルスについてはほとんど何も分かっていないというのが真実でしょう。他の感染症からの類推で、当てずっぽうをテレビで発言していただけではありませんか?

一方、インターネット動画に登場するウイルス学者の方々とごく一部の良心的医師は、ほぼ正確に予見していました。「武漢コロナウイルスは、怖いウイルスではあるが、空気感染しないし、死亡率と重症度からみて極端に恐れる必要はない」「ウイルスは変異すればするほど人間と共生するために弱毒化していく」等々、冷静な発言をしておられました。

だけど、こうしたウイルス学者やごく一部の良心的医師は、大衆の恐怖心を煽りまくって視聴率を取るのが目的のテレビ番組には、無視されました。今でも完全に無視されていますよね。

私は2020年初春以降の今回の日本のコロナ禍をじっと観察していると、ウイルス自体よりも、善良な人々を煽動して洗脳するテレビの方が社会にとってはるかに危険だとつくづく思います。

そのテレビを利用して根拠怪しき煙草有害説を得々と断言する嫌煙医者サン。もう呆れて言葉がありません。

2021.12.16