パイプの愉しみ方

パイプの愉しみ方

草津温泉 夏のパイプ喫煙旅行

K.H.生

猛烈な残暑が続いた8月下旬、しばしの涼を求めて群馬県の草津温泉にパイプ仲間と2泊3日の旅行に出掛けた。草津温泉は標高1200メートルの高さにあり、東京都内と比べてほぼ10℃ほど低く、快適に過ごせるからだ。

 

声を掛けて集まったのはパイプ愛煙家9名。草津温泉の大まかな集合時刻を決めて、各自思い思いの交通手段で行くことにしたが、大半は朝7時代の吉祥寺駅発―草津温泉行きの長距離バスで出発。昼前に到着。宿に荷物を預けて、皆で揃ってトンカツ屋で腹ごしらえした。アルコール好きな仲間はビールを注文。トンカツはボリュームがあって美味しかった。

 

その後、湯畑界隈で適宜散策の予定が、あいにくの豪雨。慌てて宿の循環バスに乗って宿泊先に避難した。チェックインの後、お目当ての源泉掛け流しの温泉に入る。

 

風呂から出ると、大部屋に皆で集まってパイプを一服しながら歓談。仲間の一人が様々な種類のパイプタバコ缶をわざわざ持参してくれ、皆で自由に試喫する。夕食を挟んでのパイプ歓談は深夜まで延々と続き、楽しい。話好きな仲間は朝方4時頃まで話し込んだとか。

 

翌朝、ゆっくり朝食を食べて、湯畑近くの宿に移動。土産物屋や食堂などを見ているうちに、お昼近くになり、行列ができるちょっと有名な蕎麦屋で早めに皆で昼食。その後は思い思いに温泉に行く仲間もいれば、繁華街をぶらつくなど自由行動。西の河原公園にある喫煙自由の休憩小屋にいつしか皆が集まった。紫煙を楽しみながらまたまた歓談。話が途切れることがない。

宿に戻って温泉に入り、夕食はバイキング料理。お腹いっぱいになったら、部屋に戻って皆でまたパイプ喫煙を楽しみながら歓談。深夜までおしゃべりを楽しんだ。

 

最終日は朝風呂を済ませて朝食。また部屋でパイプを楽しんでいるうちにチェックアウトの時刻に。お土産を買ったりしながら、湯畑からバスセンターまでは徒歩で登った。

 

帰京は夕方。喫煙三昧の愉快な旅行だった。実は、夏の草津温泉パイプ喫煙旅行は今回が2度目。来年も実施して定例化しようと約束した。